12月 26, 2024
onegravity 2025SS 1st Delivery
ワングラヴィティ2025春夏コレクションから注目の新作をご紹介いたします。
FEATURE
11月 12, 2024
日常と非日常。新しいものと古いもの。仕事とプライベート。そうした相反する価値観を接続することによって、独自の価値と世界観を生み出しているスペシャリティストア、エストネーション。
2024年10月3日には、フラッグシップストアである六本木ヒルズ店を舞台に、Forbes JAPANとのコラボレーションによるイベント「Special Night Event in Tokyo – Enjoy Life without Boundaries 境界のない人生を楽しもうー」を開催。トークセッションでは、過去に「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」を受賞した次世代を牽引する2名がエストネーションのセットアップを身に纏い、「発想の転換・相反するものの融合による“価値創造”」をテーマに言葉を交えた。
今回は、登壇者の1人である吉田勇也にインタビューを実施。アート産業の発展を通じて日本から新しい文化・芸術産業のエコシステムを創造し、都市における人々のウェルビーイングな暮らしの実現を目指す吉田に、ビジネス上の価値創造の方法から日常生活におけるスタイリング、オンオフの切り替え方までシームレスに話を訊いた。
2019年に株式会社HARTiを創業し、多くの現代アーティストをコミュニティと最新テクノロジーでプロデュースしている吉田勇也。もともとは国内における次世代の産業を生み出すことを目標に掲げ、日本が強みを発揮する食・観光・IP(知的財産)の中からIP産業に着目。その中でもアートの領域で新しいマーケットをつくるために奔走している。
「日本はバブルが弾けて以降、アート市場がどんどん下降している現状にあります。その一因は、新しい市場をクリエイトできる人がいないことにある。そこで我々は、デジタルに強いチームであることを強みに、アーティストが安定して持続的な収益を得られるようなシステムやアート作品に気軽に触れられるプラットフォームの創出に取り組んでいます。HARTiは『感性が巡る、経済を創る』という企業理念を掲げていますが、アートを経済価値にどうつなげるかが課題です」
HARTiが展開する「アートに触れる場」の一例が、「HARTi Photo®」という新しいフォトブースだ。いわゆるプリクラ機だが、アートIPなどのコンテンツとコラボした限定フレームで撮影ができたり、撮影したデジタルデータをNFTとして保存したりすることもできる。コロナ禍以降に盛り上がりを見せているインスタントフォト市場や韓国プリ機の成長を参考にしつつ、新しいアートとの接点を生み出している。
「私たちのミッションのひとつは、アーティストが世界中の多くの人に作品を発表することができるメディアをつくることです。例えば漫画家であればウェブトゥーンや電子コミックという手段がありますが、アーティストは未だに高い保険をかけてキャンバスを運ばないと海外で個展すらできない。インディーズの多いアート市場でそれを実現できる人は少なく、私たちはXRやWeb3といったテクノロジーを用いたデジタルプラットフォームを提案してきました。HARTi Photo®はフィジカルとデジタルを掛け合わせたメディアで、直感的にアートと触れ合える体験を提供しています」
今回のトークセッションのテーマは「相反するものの融合による“価値創造”」だったが、フィジカル(アナログ)とデジタルが融合したHARTi Photo®はまさにその一例だ。世の中にあふれる多様な価値観とその接続について、吉田はどのように考えているのだろう。
「相反するものの接続という意味では僕の中で2つテーマがあって、それが“アナログとデジタル”、そして“人間とAI”です。現代においてはすべてをデジタル上で完結させることができてしまうけど、それだけだとやはりつまらない。昨年、チェキとレコードが過去最高売上を記録したそうなのですが、やはりアナログ特有の体験や感性というのは特別なものだと思います。HARTi Photo®ではフォトブースから紙の写真が出てきて、それをQRで読み込んでSNSで拡散することもできる。そうした掛け合わせに可能性を感じています。
もうひとつの“人間とAI”というのは、一般的には対立構造で語られることもあります。ただ、コンビネーションによって人々がより楽しく生きていくことができると思っているんです。HARTiでは『最小の人数で最大の付加価値をつくる』ということをミッションに掲げていますが、AIを活用して仕事が効率的になると、自ずと人は解放される。その時間に、クリエティブなアーティスト活動が入り込む余地も生まれると思います」
セットアップ:ジャケット¥55,000、ニット¥40,700、パンツ¥35,200〈すべてエストネーション〉 靴 本人私物
この日行われたトークセッションでは、エストネーションのセットアップを着用した吉田。エストネーションのストア名の由来には「東の国」からという想いが込められ、原点となったのは「東京発信」という発想。ノンストップで変化を続け、新しい姿を現す街、東京。その独自のエネルギーをファッションに表現している同ブランドは、アーティストが世界に発信するための橋渡しをする吉田の事業にも通じるものがある。
エストネーションでは「Designers(デザイナーズ)」「Dress(ドレス)」「Contemporary(コンテンポラリー)」「Casual(カジュアル)」の4つのカテゴリーに分けてセットアップを展開しているが、この日、吉田は「Dress」を選んだ。
「オンでもオフでも着ることができる服がいいなと思ってこれを選びました。僕は仕事柄、国内で遠出したり海外に行ったりすることが多くて、新幹線や飛行機での移動が頻繁にあります。そのときの服装はいつも迷うんですよね。リラックスしたいけれど、部屋着のような服装で行くわけにはいかない。人と会っても恥ずかしくない格好をしておけば、移動中にもし知り合いや取引先と出会いがあったとしても対応できます。
大事な商談から移動時間、今日のようにイベントに登壇する機会まで、TPOへの配慮が求められるさまざまなシーンの中でもこのセットアップが一着あれば安心だと思いました。薄手で脱ぎ着しやすいうえに、ニットなどにも合わせやすいデザインが気に入っています。僕は、ビジネス上の相手に対してあまりオフェンシブな印象を与えないファッションを気にかけているのですが、その意味でチャコールグレーの色合いも素敵だと思います」
吉田が選んだ舞台上に飾られたもう一着「Casual」については「やはり移動時にも楽に過ごせそうなカジュアルさがありながら、ビジネスシーンでも違和感なく着こなせるセットアップである点が選んだ決め手です」と一言。日常生活の中でオンオフの境があまりなく、常に誰かに見られている意識を持ちながら生活している吉田にとっては、“気楽さ”と“社交性”の融合がファッションのテーマであるようだ。
トークセッションの舞台に展示された、もう1着のセットアップ
最初に起業したのが19歳だったこともあり、プライベートを重視するより仕事に熱量を傾けてきた吉田。しかし、家族ができ、30歳になろうというタイミングで、仕事と休みのバランスについて意識し始めることが増えたという。そのなかで実践しているのが、アクティブレストという休み方だ。
「休みだからと家でダラダラ寝て過ごすのではなくて、軽く体を動かすことで回復するという方法ですね。スカッシュが好きなので、広尾のコートに行って友人とスカッシュをして、夜はサウナに入ったり、焚き火をしたり。ただ休むのではなく人と交流できる機会にもなっています。
普段の生活ではずっと仕事のことも考えているのでオンオフは特にないのですが、海外出張に行くとモードが切り替わる感覚があります。日本にいると常に仕事モードだけど、これから新しい価値を展開できそうな国にいると勝手にワクワクし始めて、肩の力が抜けるんです。海外でビジネスやアートの現場に触れることが、自分にとっては大事なリラックスタイムであり今後やっていきたいことに向き合う時間になっています」
そんな吉田が、HARTiのCEOとしてこれから実現していきたいこととは。
「日本人起業家として、海外での成功例を一つつくりたいというのがあります。海外に出ていく起業家も多いですが、英語ができないとかコミュニケーションが苦手だとかで、挫折してしまう人も多い。HARTiとしてはしっかり成果を残して、海外でもやっていけるという指針を後進に示したいですね。
また、一番の目標は、日本にとっての国益になる文化を世界に浸透させることです。自動車産業が有名だから日本に来ましたという人より、漫画やアニメを見て日本に興味を持つ人のほうが圧倒的に多い。そうした日本独自の文化がより世界中に浸透していけば、長期的に見て自分が仕事を引退したあとも日本に来る人を増やすことができると思うんです。日本と海外をつなぐ、ジョン万次郎みたいな存在になりたいですね!」
よしだ・ゆうや◎1995年、広島県生まれ。6歳で書道を始め、書道家として活動。19歳でフランス語のオンライン塾を起業し事業譲渡。その後大学を休学し英国留学。世界40カ国を巡り、2019年に「HARTi」を創業。
Promoted by ESTNATION / text by Kohei Hara / photographs by Takayuki Abe / edited by Mao Takeda / hair & make by TOYO
Related media
Forbes JAPAN BrandVoice (forbesjapan.com)
12月 26, 2024
ワングラヴィティ2025春夏コレクションから注目の新作をご紹介いたします。
12月 26, 2024
枯れてしまった盆栽に新たな命を吹き込む、盆栽アーティスト鈴木良夫氏によるアップサイクルプロダクト<RE BONSAI(リ ボンサイ)>のポップアップストアを開催します。 テーマは『再生』 RE BONSAIは枯れた盆栽に命を吹き込むアートです。長年生きるべき盆栽。その中でも寿命や手違いで枯れてしまうものがたくさんあります。それらを厳選し、土を落とし、全体を綺麗に乾燥させ、無駄な枝や根を剪定して整えます。 そこに独自にドライ化した別の葉やプリザーブド仕様の枝葉を付けて元の盆栽の歴史感に斬新な魅力を加えて世界で唯一のアートピースを作り上げていきます。 形や、想い、そして日本の伝統文化を過去にも未来にも、世界のどこにもないアートをつくりあげます。是非この機会にRE BONSAIの世界をご覧ください。 ※生の盆栽とは異なり、枝の剪定や水やり、鉢変えなどのメンテナンスは一切不要です。 ※イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 12/26 Thu. - 2025/2/3 Mon. 大阪店 --> オンラインストアはこちらから ONLINE STORE --> ※イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 あらかじめご了承ください。 ※詳細はスタッフまでお問い合わせください。 お問い合わせは コールセンター TEL:0120-503-971 (11:00~20:00) メールフォームでのお問い合わせ -->
12月 26, 2024
New Traditional Japanese Culture 日本の伝統や文化を独自の視点で継承する若手クリエイター4組が集結。 豊かな年を迎えるための「福アイテム」をご紹介します。 Creator 1 : <TOSHO-EN(桃松園トウショウエン)>(盆栽) 桃松園は、伝統を重んじた”美”を大切に新しい時代の盆栽を造り続けている20~30代の3人で活動している盆栽界ではかなり若手の盆栽作家チームです。今回のREIWA 7th / POP UP STOREにて、桃松園では1年の一番最初に開花する縁起物の梅盆栽を始め、五葉松の希少品種”宝来”など小品〜大品盆栽まで様々なラインナップをご用意しております。 1月2日・3日には、店頭にて剪定パーフォマンス開催。 Creator 2 : <ACRAFT(エークラフト)>(だるま) リサイクルマテリアルでラッピングされた”だるま”のスペシャルプロダクト。今回のイベントでは、通常はデニムなどのファブリックのみの、年末年始の縁起担ぎとしてエストネーション六本木ヒルズ店限定の、リサイクルレザーを使用した高級感のあるひと味変わった「DARUMA」が登場します。 Creator 3 : ARMI × ふくふくKENDAI(御守りTシャツ) 日本の物作りにこだわったカットソーブランド<armi(アーミィ)と、布の彫師、双子の刺繍アーティストKENDAIが手がける「ふくふく」を掛け合わせ、御守りにリンクするご利益の高いモチーフを刺繍したアイテムを展開いたします。 ArmiとのコラボTシャツとお札の受注 Creator 4 : <sawvi(ソウビ)>(健康食品のPRODUCT) 倉の糀屋<sawvi(ソウビ)>- SVisit – <sawvi(ソウビ)>見て(saw)訪れて(Visit)出会った様々な衣食住のものが集まり、米作りから始まる糀のある暮らしを通して、シンプルで心地よい生き方を提案するライフスタイルブランドです。シンプルな暮らしは一粒の糀から。今回のPOP UPでは、日本の年越しと新しい年を迎えるにふさわしい「食」を提案します。 ※イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 12/27 Fri. - 2025/1/9 Thu. 六本木ヒルズ店 --> オンラインストアはこちらから ONLINE STORE --> ※イベントの内容は予告なく変更する場合があります。 あらかじめご了承ください。 ※詳細はスタッフまでお問い合わせください。 お問い合わせは コールセンター TEL:0120-503-971 (11:00~20:00) メールフォームでのお問い合わせ -->