20th Anniversary Special Party

今回のパーティーのメインコンテンツとなったのは、20周年を記念したランウェイショーだ。国籍、性別、年齢、すべての垣根を超えて、お客様ひとりひとりに向き合ったスタイルを提案してきたエストネーション。そんな創業当時から変わらない、東京から世界へと発信するニュードレス、モダンラグジュアリーをこれから先の時代へと紡いでいくという意志のもとに、エストネーション六本木ヒルズ店を象徴する40体の華やかな装いが空間を彩った。店舗を象徴する大階段を生かし煌びやかな光と調和する演出が、会場の人々の視線を釘付けにする。そしてメンズとウィメンズの2フロアからなるストア全体で盛大に行われたパーティーでは、特別なランウェイショーに加えて、様々なコンテンツも用意された。要所要所に設置されたブースに目を配ると、多彩なジャンル・カテゴリーのシェフやチームによる東京にこだわった飲食店によるフードとお酒の提供や、ストアゆかりのDJ陣によるミュージックパフォーマンスも行われている。そんなファッションとライフスタイルがクロスオーバーした上質な空間の中で、洗練された大人たちはお酒を片手に語り合い、エストネーションの未来に期待を寄せながら思い思いの時を過ごしていた。そしてこの20周年を記念するWEBコンテンツ「Future Oriented People」にも登場した、ニコライ・バーグマン氏によるフラワーパフォーマンスは、20周年にふさわしい壮大で独創的な世界を演出しパーティーに華を添えた。このようにファッションだけではなく、食や音楽、つまり人生を華やかに彩る要素と出会える場所こそがエストネーション六本木ヒルズ店であり、それを体現する「洗練された大人たちの社交場」として、パーティーは大盛況のうちに幕を閉じた。

今回の20周年のパーティでは、ランウェイショーの演出や、ご来場いただいた方のギフトに至るまで、ところどころでトランプが用いられいた。それがなぜか疑問に思った方も多いかもしれないが、そこにはエストネーションの想いや信念が込められている。トランプの起源は諸説あるが、現代に生きる人々が思い描く形になったのは、14世紀ごろと言われている。そこから6世紀もの月日が経っても大きく形を変えることなく、人種や性別、年齢など全ての垣根を超えて楽しまれているカードゲームがトランプだ。それはまさしくエストネーションのフィロソフィーと共鳴する部分でもある。東京・六本木という場所から、世界のさまざまなカルチャーをハイブリッドしたモダンラグジュアリーを発信するという、創業当時から変わらず受け継がれるライフスタイリストとしての信念。ファッションは移り変わっても、ストアに集う世代を超えたさまざまな方々に、変わらず人生の刺激と楽しみを提供する場所であり続けたい。そんなこれまでも、そしてこれから先も受け継がれていくエストネーションの信念の象徴を、トランプに重ね合わせている。エストネーション六本木ヒルズ店は、六本木のこの場所から変わらない想いを胸に、ファッションとライフスタイルを刺激する場所としてあり続けていくのだ。